神原記念ミュージアム

神原記念ミュージアム



記念ミュージアム開館によせて
神原タカ先生と当時中学生だったわたしと天城を訪れていた先生との運命的な出会いがあり、長いお付合いが始まります。
先生の数多い作品それぞれに深い思いと思い出があり、わたしの青春そのものであります。
先生は女子美術大学入学を機に東京、幡ヶ谷に移り住み活動します。交流の深い能美三次さんが所属する展示会に出品しますが、写実表現に違和感を感じ脱会します。その後写実主義とシュールリアリズムを融合させた表現と転換していきます。昭和33年友人との二人展を3年ほど続けますが、その後20年以上発表は途絶えます。昭和59年(1984年)幡の会を立上げ指導をしていた数名の参加者で活動を再開いたします。
平成2年(1990年)東京銀座の川上画廊で初めての個展を開催し、これを機に作品集を出版します。
平成4年(1992年)夫、渡辺 登の死去により埼玉県上尾、東京、浜田山と移り、平成16年(2004年)ここ河津に居を構え、描き続けたいと言う思いで越してきますが、思いかなわず同年暮れに天城山系の大自然に抱かれ他界しました。発表の機会は少ないものの先生の高い精神性と表現に込められた想いは見事なもので多くの人々の認めることでしょう。ここに展示された作品は先生を偲び、絵画の魅力を楽しんで頂ける数々。
先生との思い出を懐かしみミュージアムを開設する事と致しました。

神原タカ 略年譜



昭和06年 1931年 栃木県生まれ
昭和30年 1955年 展示会初出展
昭和32年 1957年 女子美術大学油絵科卒業
示現会会友推挙 以降数年出品
昭和33年 1958年 東京銀座 村松画廊にて二人展
昭和34年 1959年 二人展
昭和35年 1960年 二人展
昭和59年 1984年 幡の会結成
昭和60年 1985年 東京銀座 雅画廊にて幡の会第1回展
昭和63年 1988年 東京銀座 雅画廊にて幡の会第2回展
平成02年 1990年 東京銀座 川上画廊にて個展
平成04年 1992年 東京渋谷 ギャラリーコーノにて
幡の会第3回展
平成06年 1994年 フランスパリ エセック経済商科大学院にて
彩珠会PARIS展
平成07年 1995年 第24回現代文化奨励賞(現代文化協会)
平成14年 2002年 東京銀座AC,GALLERYにて個展
平成16年 2004年 死去(73歳)
 
  • 交通のご案内:東京から特急『踊り子号』で河津駅下車、駅からバスで大滝入口下車(2時間50分)
  • 入館料大人:600円コーヒー付 子供:無料
  • 営業時間:AM9:00〜PM5:00